Trust Driven System Labs の実験的プロダクトです。v1.3 · オープンソース(MIT)
ローカルAIを走らせているあいだ、
Macを眠らせないでおく。
AI Shell Switch は、macOSのスリープ設定を切り替えるだけの小さなユーティリティです。長時間のローカルAI処理やビルドの途中でMacがスリープして止まってしまう——それだけを防ぎます。AIを起動したり、監視したりはしません。終わったらOFFにすれば、いつものスリープに戻ります。
- macOS 13以降
- Apple Silicon
- MIT License
- アカウント不要
署名済みアプリの配布ではありません。ソースを取得して、自分のMacでビルドして使います(手順はこちら)。macOS専用のツールで、Windowsでは動きません。
何をするのか
扱うのは、macOSがもともと持っているスリープ設定(SleepDisabled)ひとつだけです。ONにするとスリープを止め、OFFにすると元に戻す。それ以上のことはしません。
- Macアプリ・メニューバー・CLIのどこから操作しても、同じ設定値を読み書きします。UIとターミナルで状態が食い違いません。
- AIタスクの起動・監視・スケジューリングは行いません。
- データはMacの外に出ません。ネットワーク通信も計測もありません。
スリープ禁止そのものは、macOSだけでもできます
pmset や caffeinate を使えば、Macのスリープはもともと止められます。ただ、止めたまま戻し忘れると、発熱やバッテリーの消耗が静かに進みます。
だから AI Shell Switch は、止める機能ではなく「切り替えやすさ」を中心に作っています。ai-on と ai-off のひとことで確実に行き来できて、いまの状態はアプリでもメニューバーでも確認できる。ONの条件は絞り、OFFはいつでもできる。長時間処理を日常的に回すほど、この差が効いてきます。
ターミナルからも同じことができます
コマンドは5つだけです。スクリプトやエージェントのワークフローにそのまま組み込めます。
$ ai-status
AIクラムシェル運転: READY
電源: AC Power
$ ai-on
ai-on- スリープを止める(AC電源接続中のみ)
ai-off- いつものスリープに戻す
ai-toggle- ONとOFFを切り替える
ai-status- いまの状態と電源を表示する
ai-doctor- 動作環境を診断する
安全のために決めていること
スリープを止める機能は、使い方しだいで発熱やバッテリーの消耗につながります。そこで、最初から次の3つを決めています。
- ONにできるのは、AC電源につながっているときだけ。バッテリー駆動中に新しくONにすることはできません。
- OFFはいつでもできます。ショートカット ⌃⌥A で、すぐにいつものスリープへ戻せます。
- 管理者権限で実行するのは
pmsetの SleepDisabled(0と1)だけ。ほかのコマンドは許可していません。
インストール
Xcode Command Line Tools を使って、自分のMacでビルドします。手順は3つです。
-
開発ツールを入れる(すでにあればスキップ)
xcode-select --install -
ソースを取得する
git clone https://github.com/sheer-jp/ai-shell-switch.git -
ビルドして起動する
cd ai-shell-switch ./install.sh
ZIPでダウンロードした場合は ~/Downloads/ai-shell-switch-main に移動して ./install.sh を実行してください。
いまはまだ、Developer IDでの署名やAppleによる公証を行っていない、ソース配布の段階です。初回起動時にmacOSの確認が出ることがあります(Appleの解説)。ソースはすべて公開しているので、中身を確かめてからビルドできます。
知っておいてほしいこと
- macOS専用です。WindowsやLinuxには対応していません。
- ON中は電源アダプタにつなぎ、通気を確保してください。
- フタを閉じた状態(クラムシェル)での実際の動作は、機種・macOSのバージョン・電源・外部ディスプレイの有無などの条件で異なります。
- Labsの実験的プロダクトとして公開しています。完成品のアプリ配布ではありませんが、壊れたら直します。気づいたことは GitHubのIssue へどうぞ。